実際の治療などのご紹介
治療方法などをみて、飼い主の方からよく「動物も人間と同じなんですね」という言葉を耳にします。なかなか見られることの少ない治療の実際についてご紹介しておきたいと思います。
末梢血管(静脈)内留置針装着
血管内に注射したり、持続的な点滴をする必要がある場合、末梢血管(静脈)に留置針と呼ばれるプラスチックの管を装着することがよくあります。
これにより確実に血管の中に薬液が注入できますし、一度留置してしまえば動物もそれ以降痛みもありません。
ただ咬んで取ってしまうことも多いため、咬めないような対策が必要です。
これにより確実に血管の中に薬液が注入できますし、一度留置してしまえば動物もそれ以降痛みもありません。
ただ咬んで取ってしまうことも多いため、咬めないような対策が必要です。
吸入処置
感染症などで気道炎を起こし、セキやクシャミがひどい動物には密閉されたお部屋で霧状にしたお薬を吸入させることにより、お薬を直接 気道に行き渡らせることができます。
動物は吸入器を直接 顔に当てるのを嫌がりますので部屋の中でしか吸入することは困難です。吸入をするとセキやクシャミ、目ヤニなどが緩和されてラクになる場合が多いです。
動物は吸入器を直接 顔に当てるのを嫌がりますので部屋の中でしか吸入することは困難です。吸入をするとセキやクシャミ、目ヤニなどが緩和されてラクになる場合が多いです。